無職になって時間があり余っているので、治験を受けることにした。
どうせやるなら2週間くらい泊まれるものにしようかな……と考えていたところ、ちょうどいい案件を発見。すぐ申し込んで、1ヶ月くらいスクリーニング(事前検査)まで、首を長くしてまっていた。
だが、当日の検査で「対象外」となり、交通費だけ支給されて帰ることに。。。
今回は、墨田病院のスクリーニング検査で落とされてしまった経験談をまとめてみる。
スクリーニング検査の流れ
病院に到着し、受付
最寄りは「蔵前駅」となっていたが、上野着の電車を利用していたので、乗り換えしやすい浅草から徒歩で向かう。だいたい15分くらいで到着した。
この時点で、受付開始の15分前。閉まっているかなぁと思っていたが、すでに入口は開かれていた。
メールによれば「そのまま2Fに向かってほしい」とのことだったが、コロナ対策の影響で1Fで受付するらしい。A〜Iのパイプ椅子が並べてあり、スタッフ含めて誰もいなかった。
とりあえず、A席に座って待機。思ったよりキレイな室内で、エアコンがガンガン効いている。ウォーターサーバーも常設されていて、紙コップでいつでも飲める感じだった(ぼくは飲まなかったが)。
10時ピッタリに、看護師が受付しにきた。体温チェックと問診票&今日の流れが書かれた紙が渡されるので、椅子で記入していく。
渡航歴や3密となる場所に行ったかなど、コロナにまつわる設問を答えていった。
登録&問診票の記入
書類を持って、エレベーターで5Fへ。
ドアが開いたら、看護師さんから「うがいと手洗い」をしてから説明する会議室に入るよう促された。
紙コップを片手にトイレへ入り、手洗い・うがいを済ませて入室。受付したときは1人しかいなかったのだが、部屋で待機していると、じょじょに人が来た。最終的には、自分を含めて5人で説明を聞くこととなる。
入室時刻と名前をリストに記入してから、個人の登録のために身分証明書のコピーをとられる。病院側で管理するためにしているんだろう。
引っ越しなどで住所が地方の実家のままだったら、自宅に届いた郵便物等で「現在の住所」を確認できない。たまたま財布にDMのハガキが入っていたから良かったものの、このタイミングで住所を証明できなかったら、帰らされそうだった。
登録が済んだら、
- 問診票
- 本日の流れ(時間などの目安)
- 治験の詳細(冊子)
などの書類をもらう。
とりあえず問診票に記入にしていると、途中で看護師から採尿カップを渡され、説明が始まる前にとってくるよう言われた。ひととおり書き終えてから、トイレで採尿。
医師による治験の説明
「本日の流れ」の時刻どおり、治験責任者の先生から説明が始まった。コロナ対策なのか、録画されていたビデオで登場し、スライド形式で解説される。
手元の冊子をもとに説明するのだが、ビデオだけで概要が頭に入ってくるので、非常に分かりやすい。リスクや今後の予定なども一挙に知ることができた。
ビデオ視聴後、別の先生が入室してきて、一人ずつ問診しながら同意書に記入していく。全員が書き終えたら、書類は回収された。
健康診断
2Fで健康診断スタート。あまり詳しくは書けないが、会社で受ける定期診断と同じような内容だった。
ただ、医師の診察で「検査の結果、対象外です」と言われてしまい、今回の参加はNG。健康面では問題ないらしいが、受けようとしていた治験の基準が厳しく、とある数値が基準内とならなかったために対象外となったらしい。
医師から「今回は対象外ですが、別の治験に参加しなおすことはできます」と説明を受け、被験者の団体から抜けた。
そのまま別の医師に誘導され、自分だけ説明を受けた会議室にUターン。交通費として3000円と、先ほど書いた書類などの写しを返却され、病院を後にした。
おわりに
正直、なんとなく副作用の説明で「自分の体質と相性最悪だな……」と心配な点があったので、後ほど辞めたい旨を伝えるつもりだった。なので、不採用だったことはむしろ都合が良い、と考えることにする(´・ω・`)
病院を去るとき、お見送りしてくれた先生に聞いたところ
- 宿泊が長めの試験だと、後発ではない新薬なので、判定が厳しめ
- 逆に短めの試験だとジェネリックが多く、判定は緩い
そうだ。
今回はダメだったけど、別の治験に参加したいな〜とは思っているので、次は宿泊期間が短めのものをチョイスしてみようと思う。