LINEモバイルでは、回線を解約するときにsimカードを返却しなくてはならない決まりがある。
もし返さなかったらどうなるんだろう?と気になったので問い合わせてみたところ、とくに罰則はなく、損害金が発生することもないとのこと。
やりとりしたメールの内容とともに、simカードの返却についてまとめておく。
simカードは返さなくても罰則はない
よく、返却しないと違約金がかかる可能性がある……なんて書かれているサイトを見かけるが、実際のところお金がかかることはない。
向こうから損害金が請求されることは、ほぼ無いと考えていいだろう。
返却しないといけない理由は「貸与品」だから
simカードを返さないといけない理由は、カードの所有権が通信会社にあるため。
LINEモバイルでも、利用規約に「こっちからお客さんに貸しているものだよ」と明記されている。
本サービスの利用には、SIM カードが必要となります。SIM カードは、当社が契約者に貸与するものであり、譲渡するものではありません。
LINEモバイル利用規約(ベーシックプラン)
自分のものじゃないから、使い終わったら返却してね、ということなんだろう。
カスタマーセンターの回答では、「ムリなときは返却不要」とのこと
もし返さなかったらどうなるんだろう……と気になったので、解約する前にカスタマーセンターに問い合わせてみると「どうしても難しい場合は返却しなくても良い」という回答だった。
メール内容は、こんな感じ。
解約された際には、SIMカードを返却していただく必要がございます。誠に恐れ入りますが、返却時の費用は、お客さまの負担とさせていただいております。なにとぞご理解をお願いいたします。
なお、紛失等でどうしても返却が難しい場合につきましては返却不要になります。特に違約金などはかかることはございません。
今後ともLINEモバイルをよろしくお願いいたします。
サービスが開始されてからsimカード返還の項目については手を加えられてないので、これからも同じ対応をしていくつもりなんだろう。
ぶっちゃけ、この回答をもらってから「返さなくてもいいじゃん」と思ってしまった。数百円とはいえ、送料もったいないし。
返すときは「返却窓口」に郵送
ただ、返さないと気がすまない!規約はキッカリ守っておきたい!という人もいるかもしれない。
そんなときは、LINEモバイルの返却窓口に送付するようにしよう。
契約者は、本サービス契約が終了した場合、または回線種別の変更、SIM カードの再発行等に伴い SIM カードが不要になった場合は、速やかに貸与した SIM カードを当社指定の以下の返送先住所に送料自己負担にて返却するものとします。
LINEモバイル利用規約(ベーシックプラン)
[返送先住所]
〒272-0001
千葉県市川市二俣 678-55 ESR 市川ディストリビューションセンター3F 南棟
LINE モバイル株式会社 返却窓口
いちばん安く送りたいなら、郵便局のミニレター(63円)がオススメ。
ふつうの定形郵便(84円)より金額を抑えることができるし、郵便局の窓口に行って
- 封筒の購入
- simカードを入れる
- あて先を記入して、そのまま送る
という手順を確実にこなすことができる。
手間を惜しまないなら、郵便局に行って返却するようにしよう。