仕事部屋の空気がホコリっぽいので、空気清浄機を買うことにした。できれば加湿機能がついたもの。
とりあえずAmazonや楽天で検索し、上位に出てきたのがシャープのプラズマクラスター7000「KC-30T6」である。
福岡の通販番組・トーカ堂のオリジナル製品らしい。番組名は聞いたことなかったけど、天下のプラズマクラスターだし、口コミも良さげなものが多いから大丈夫かな〜と思って購入した。
結果、最初に製品情報をしっかり見てから買うべきだったな……と感じている(機能面は◎)。
今回は、プラズマクラスター「KC-30T6」を購入して感じたことを、正直に書いてみた。
「KC-30T6」はこんな感じ
楽天で注文し、佐川急便で福岡から発送され、到着。重さはダンボール込みで、7kgくらい。
ポリ袋から取り出し、開封。色はブラックを選んだ。
正面はこんな感じ。
真上。
使用する前に、自分でフィルターの設置をしないといけない。背面のカバーを外して……
フィルター(2枚)についている袋を取り外す。
もう一度フィルターを設置。
背面カバーをつければ、完了。
加湿もしたいなら、給水トレーに水を入れればOK。
画像を見ていて思ったけど、黒だからホコリが目立つな……定期的に乾拭きしないといけない。
商品の仕様は、シャープ公式サイトにある説明書から見ることができる。
消費電力とか比較できればいいんだけど、これがはじめての空気清浄機なので、イマイチ基準が分からない。。。
今どきの機器だから、そんなに電力も食わないとは思う。
「KC-30T6」の良かった点
機能がシンプル
日本製の家電は機能がてんこ盛りで、「そんなモード使わないでしょ」となることが多い。
その点、「KC-30T6」で使える機能は空気清浄と加湿のみ。運転モードも自動・花粉・静音・中・強の5つしかないので、シンプルでいい。
ボタンも側面についており、スタイリッシュ。
「湿度%表示」が便利
また、機器の正面には湿度%表示をしてくれるディスプレイがある。
水さえ入れておけば、自動的に加湿してくれる。
機種によっては真上から見ないといけないものもあったので、加湿したいときに遠目からでも分かりやすいかな、と思った。
「KC-30T6」の悪かった点
給水するためのトレーが重い
加湿機能のついている空気清浄機だが、水はタンク型ではなく、給水トレー式。
いちおう取り外しはできるものの、トレーには加湿フィルターなどが入っているので、片手で持つには若干重い(だいたい2kgくらい)。
しかも水の重さも加わるので、両手でしっかり持って踏んばらないといけない。
公式の説明書にも、やかんで給水している絵が描かれている。掃除するとき以外は、取り外すことを推奨していないのかもしれない。
加湿機能のON/OFFは切り替えられない
また「KC-30T6」は、加湿機能のON/OFFを手動で切り替えることができない。
給水スペースに水を入れると、自動的に加湿機能がつく。加湿したくないときは、給水トレーの水を捨てる。
ボタンで切り替えるのではなく、水の有無で決まるのだ。うっかり水を入れていたら、勝手に加湿されてしまうことになる。
といっても、自動的に湿度を測定して、%が上がりすぎないような機能が備わっているので、それほど気にする必要はないと思う。
フィルターが高い
個人的に、いちばん残念だと思っていること。
純正のフィルターを買っていたら、本体を買い換えた方がいいかも?と思うレベルの高さなのだ。
説明書に書かれている金額は、以下の通り。
それぞれの交換の推奨期間も加えてみた。
仮に推奨どおりの交換で5年間使うとすれば、
3,000+5,200+4,400=12,600円
もかかることになり、もはや同機種の新品を買えてしまう。
しかも、この機種を買ったトーカ堂では、フィルター代が約1.5倍くらいで設定されていた。これでは本体を安く買わせて、フィルター代で元を取っているんじゃないか……と感じてしまう。
サードパーティ製のフィルターもあるけど、良くて半額くらい。そんなに安くない。
おわりに
「KC-30T6」は、機能面では必要十分。コスパは優れている空気清浄機だと思う。
ただフィルターが安くないので、長持ちさせたいなら100円ショップで使い捨てのプレフィルターを背面に貼るなりしないといけない。
2〜3年くらいで、別の空気清浄機を買い替えるなら、まあまあオススメできる商品だと感じた。