ウーバーイーツのバッグの入手方法は、
- パートナーセンターの説明会の後、スタッフから受け取る
- 登録後に送られてくるURLから、Amazonで購入する
の2通りある。
ウーバーイーツのバッグはレンタル品であり、辞めるときに説明会場へ返却すれば代金(4000円)は戻ってくる……と解説している記事を見かけたので、Amazonで買ったときはどうなるんだろう?と疑問に思った。
結論、どのような入手方法でも、事務所に返せば料金は戻ってくる。
今回は、ウーバーイーツのレンタルバッグにまつわる疑問点をまとめてみた。
もともとウーバーイーツのバッグは「デポジット制」だった
ウーバーイーツの指定バッグは、そもそも「レンタル品」として会社から貸与されるもの。だから、タダで支給されるものではない。
配達の登録会に参加した人にバッグを配っていることが「タダでもらうための方法」と勘違いされ、広まったことが原因である。
登録直後に配達した後は、報酬からバッグ代を差っ引かれることを忘れてはいけない。
デポジットの額には歴史があり、最初期は8000円も取られていたことを考えると、いまのほうが恵まれているんじゃないか?と思う。
コロナの影響で、登録会が休止されている
この記事を書いている2020年4月現在、コロナの影響によって全国の事務所での説明会が自粛されている。
説明会に参加→バッグを受け取るという方法を取ることができなくなったため、必然的にAmazonで買うしか方法がない。
本来なら、説明会に参加しないと本人確認をしたことにならず、配達を始めることはできない。
ただそうすると、これから新規で始めたい人が登録することができないため、特例としてオンラインでの本人確認だけでスタートすることができているだけなのだ。
指定のバッグでなくても配達はOK
ウーバーイーツで本人確認を完了させると、Amazonからバッグを購入するための専用フォームの入力を求められる。
ここを埋めてからAmazonで買えば、30日以内であれば100%の返金を保証してくれる。
配達用バッグ購入者向けフォームご注文商品の品質と安全性を確保するため、レストランパートナーは配達パートナーに断熱性・防水性が優れた配達用バッグの使用を望んでいます。レストランパートナーは、配達用バッグを使用していない配達パートナーへの配達依頼を拒否する場合がございます。
Uber Eats は、高品質でスタイリッシュ、かつ手頃な価格の配達用バッグを作成しました。 現在稼働している配達パートナーの多くは、配達用バッグ購入代金分を1日の配達で獲得しています。
実際に配達用バッグを使用し不要と感じた場合、購入から30日以内であればバッグを返品し100%の払い戻しを受けることが可能です。
また、勘違いしやすいのだが、バッグ自体は何を使っても自由。ロゴが書かれている四角いバッグでなくとも、配達はできる。
自分にあったカバン(保温・保冷の機能が付いているものが望ましい)があるなら、無理にウーバーイーツのバッグを購入しなくても制度上はOKである。
ただ、店やお客さんとのやりとりすることを考えると、ロゴの入ったバッグをつかったほうが安心ではある。いきなり無地のカバンで出向いても、店先や玄関で説明するのも面倒だし……
初期不良が見つかったなどの理由だけでしか、返金を受け付けられないわけではない。
パートナーセンターに返却すれば、返金される
さらに、前もってAmazonで買ったとしても、辞めるときに最寄りのパートナーセンターへ返却すれば、購入したバッグの代金は戻ってくる。
登録した住所からいちばん近い事務所であれば、受け付けてもらえるはずだ。
もう少しコロナ騒動が収まったら、説明会も再開されるだろうし、そのときにでも足を運んでみると良いと思う。
いちおう「出費」ではあるが、保証があるので安心
ウーバーイーツのバッグをAmazonで購入すると、自費になるのではないか?という疑問を中心にまとめてみた。
最初は自腹を切って買わないといけないものだが、辞めるときには返金されるので心配はいらない。
また、バッグを記念にとっておきたいのであれば、返却せずに自分のものにしても大丈夫なようだ。
(その場合、当たり前だがデポジット料は返還されない)
はじめるために必要な経費は「自転車」と「体力」と「やる気」くらいなので、バッグの料金は心配しなくても良いのはありがたい。