数ヶ月の休職を経て、退職することとなった。体調不良によるものであり、すぐ就職するわけではないので、しばらく無職期間ができる。
ただ、いざ辞めるとなると、やるべきことが盛りだくさん。調べてみると、サラリーマンのうちにやっておくべきこともあるから厄介である。
そこで今回は、「退職して無職になる前にやっておくことリスト」を作成してみた。
無職になる前にするべきこと
まず、サラリーマンという身分であるうちにやっておきたいこと。
クレジットカード作成
社会的信用のあるサラリーマンから墜落するまえに、クレジットカード作りは必ずしておく。
今どきのサラリーマンなら1枚くらい持っているかもしれないが、年会費無料のクレカでいいので、
- JCB
- VISA
- MASTER CARD
の3ブランドを所持しておくと安心である。
(お店によって使えるブランドが限られていたり、海外サイトや旅行で利用する可能性もあるため)
また、クレジットカードは使ってないと、発行会社によって勝手に解約されることもある。実際、わたしも三井住友VISAカードを1年くらい使わずにいたら、そのまま自動解約となってしまった。
そんなときのための保険として、2〜3枚くらい持っているとベストだと思う。
保険の任意継続or国保の切り替えを検討する
会社で入っていた健康保険を任意継続するか、国民健康保険に切り替えるか、2つの保険料を比べて決めておく。
それぞれの窓口で「退職するので保険料を計算してほしい」と頼めば、おおよその金額を出してくれる。
【任意継続】
→保険証の「保険者名称」に書かれている支部など
【国民健康保険】
→区や市役所
わたしの場合は国保のほうが安かったので、任意継続はせず国保に切り替えた。
ちなみに国保だと、自己都合退職でも、離職理由コードが「正当な理由のある自己都合退職」であれば、前年度の所得を3割とみなす負担軽減措置がある。
厚生労働省「特定受給資格者及び特定理由離職者の範囲と判断基準」
要は、退職後の保険料が70%カットされるということ。
うつ病も対象となるので、健康保険の相談はサラリーマンのうちにしておいたほうがいいだろう。
無職になってからでもできること
調べていると、サラリーマンのうちにやっておかなくても大丈夫な案件もいくつかあった。
傷病手当金の申請
私の場合、休職中でも給料は出ていたので、傷病手当金は退職してから申請することとなっている。
ネットや本で調べてみたけど、手続きが複雑……これは素直に、組合に問い合わせたほうが早いかも。
なお、失業保険は傷病手当金のあとにもらうようにしよう。傷病手当金は働くことが難しいときにもらうもので、失業保険は働くことができるようになってから、医師の就労可能の診断書が必要になるからだ。