無職ニートになって、はや3ヶ月。
再就職先はおろか就活すらしてないけど、ぶっちゃけ大した危機感を持ってない。
学生時代は「ニートが働かない理由ってなんなんだろう?」と思っていたけど、新卒就職→2年で退職した経験を通して、分かったことがある。
生活環境と出費さえ困らなければ、暮らしていけるということだ。
今回は、ニートが働かない理由をつらつらと書いてみた。
ニートのわたしが就職活動をしてない理由
普通に生活できている
不眠症からの「うつ状態」となってしまい、退職と同時に実家へ帰ることとなった。
やはり実家は、お金がかからない。家賃はタダで食事にも困らない。
またもともとお金のかかる趣味も持ってない。本は図書館で読めれば十分だし、ゲームだって無料のソシャゲがいくらでもある。ブログを書くことも、サーバー代とドメイン代で月2000円もかからない。
ここ1ヶ月でお金を使ったところは、3000円ほどのバリカンを買ったくらいだろうか?
大した交友関係もなくインドアな趣味ばかりなので、交際費・交通費も一切ナシ。
ハッキリ言えば、普通に食って寝る生活をしていく分には、全く困らない環境なのだ。これがニートを生み出す最大の要因なんだろうな〜と感じている。
(すでに家族からは、ずっと家にいる自分をイヤな目で見るようになっているが)
「ストレス耐性」が低く、働くのが怖い
仕事でうつ病となってしまったことから、仕事におけるストレス耐性が低くなった。
そのため、新しい仕事場・環境で働くのが怖くなっている気持ちがある。
一時期通っていたカウンセリングの先生によると、
- 新卒(もしくは初めての会社)で経験したこと
- そのときの直属の上司
の2つは、「今後の自分の会社観に、最も影響がある」ものらしい。
慣れない環境で突っかかり、這い上がる気力が持てなくなる。そしてそのままニートになってしまう……というのが、現代の特徴とのことだった。
振り返ってみれば、学生時代から1〜2人くらいの知り合いしか作れなかったな。
上司はいい人だったけど、会社の風土が合わなすぎて対人関係に疲れ切り、精神を病んで辞めたのだ。
個人的には、働くのがイヤな理由は「人と関わるのがイヤで、ストレスが溜まるいっぽうだから」が一番かもしれない。
日本にいる限り、衣食住に困ることはない
わたしは退職する直前、うつ病により休職している。通院している期間も長かったので、休んでいる間に精神障害者保健福祉手帳(3級)を取得した。
そんな状況だから、すでに退職は決意して「辞めたあとの収入」について、社会福祉の制度や補助金などを調べまくっていた。
いろいろ調べていった結果、べつに日本で生活するだけなら衣食住に困ることはないな、と考えるようになった。
たとえば退職した直後でも、これだけの収入を確保することができる。
- 傷病手当金(最大1年6ヶ月)+失業給付(障害者で300日)で、2年3ヶ月は収入がある
- ハローワークで年単位の職業訓練を受ければ、失業給付も延長できる
- 通院期間が長くなれば、障害年金を申請することもできる
- 新しくアパートを借りるなら、住宅確保給付金の制度を使えばOK
もちろん、上記はいつまでもある収入ではないので、いずれは別の収入源を確保しないといけないけど……
この安心感が、「いつか働く」と”先延ばし”の気持ちにつながっている部分は、たしかにある。
まわりが叫んでいるより焦りを感じてないのは、現時点で収入があるからなんだろう。
最悪「生活保護」がある
どこにも就職できず、上記の収入もすべて途絶えてしまったとしても、最後の手段・生活保護がある。
一人暮らしをしていた頃は、すべて込みで月10万円も使わない生活を送っていた。だから、たぶん生活保護を受けることになっても、暮らしの質は落ちないと思っている。
「世間体とか気にならないの?」という意見も見受けられるけど、そんなことを気にしていたら精神科なんて通わないし、新卒入社→休職→2年で退職→無職ニートの4連コンボなんてきめない。
日本は、とことん弱者に優しい国だと知っているから、働きたいと思えないんだろう。
おわりに
無職ニートが働かない理由を書いてみた。後半は金銭の話しか出てない気もするけど(´・ω・`)
自分がいちばん大切で、かわいいのだ。そのことに気づくまで2年かかったと思えば、大した買い物ではない。
ぶっちゃけ、もし思うように就職先が見つからないようなら、生活保護も視野に入れるべきだな、と考えている。無理して働いたところで、会社の迷惑だし。
感想をどうぞ